入社7年目 生産部 製造1課
どういうふうに作ってるんだろう?
僕が入社したのは32歳のときです。それまでは町のパン屋さんで働いていました。粉からこねて、成形して焼いてという、いわゆるパン職人です。自分一人でそうやってパンを作るのも楽しかったですが、セブンイレブンのパンを見たり、食べたりしたときに、「どういうふうに作ってるんだろう?」というのが気になるようになったんですね。見た目も味も、ほかのコンビニエンスストアさんとは違うこだわりを感じましたし、量産してても同じ製品ができるというのはすごいなと、パン職人として感じるものもありました。ハローワークでパン作りに携われる仕事を探したところ、デリカウェーブでセブンイレブンのパンを作っていると知って、思い切って転職しました。
正社員になってみるか?
最初はパートとして入りました。研修期間じゃないですけど、3カ月くらい働くうちに「正社員になってみるか?」と当時の工場長に言われて正社員になりました。入社したときからずっと製造1課で、パートさんに指導して一つ一つの作業をやってもらうことと、トラブルがあったら対応するのが社員の仕事になります。一日のスケジュールは、8時に出勤して定時は17時終わり。そこで追加分とかが出たら残業してという感じで、残業はあっても1、2時間くらい。そんなに遅くなることはありません。
決められた時間を守る意識が重要な仕事
長野工場は湘南工場や新潟工場より社員もパートさんの人数も少なくて、それだけアットホームな感じがあります。ですからコミュニケーションにはより気を遣いますね。パートさんに注意するときも、相手を萎縮させてしまわないように、あまり厳しい口調では言わないようにしています。でも注意すべきところはしっかり注意しないと直らないので、そこの難しさはありますね。また仕事として、決められたタイムテーブルをきちんと守ることを心がけています。工程が遅れるとパンが大きくなったりして不良が出ることもあるので、出勤時間もそうですし、決められた時間を守る意識が重要な仕事だと思います。納期さえ守れば自分の時間で進められるという仕事ではないですから。
開発から製造に来るところまで辿って経験してみたい
機械で作るといっても、基本は人が作業するので、どうしてもバラつきは出てくるんですよ。でもお客さんはその一個の商品を買うわけですから、一個一個の商品がきちんと良品で綺麗に出来上がるようにというのが理想ですし、パートさんにもそう指導しています。お店に並んでる商品を見ると、綺麗に陳列されているというのもありますけど、パートさんがしっかりやってくれているという証ですから、自分もやりがいを感じますね。今は開発とかの仕事もまったく知らないですし、そういうところも携わっていけて、開発から製造に来るところまで辿って経験してみたい。やっぱりもともとパン職人ですから(笑)、そう思いながら日々パン作りに取り組んでいます。